ミラートレード(コピートレード)のメリット&デメリットと違法性はあるのか検証

「ミラートレード(コピートレード)」は、FX取引の手法の1つ。
勝ち続けるプロのトレーダーの手法を真似したい!ミラートレード(コピートレード)は、そんな人におすすめの手法です。
人に任せてトレードを行うという点では、他の取引方法とは一線を画す方法と言えるでしょう。
今回は、「ミラートレード(コピートレード)とは?」という基本的な疑問や、ミラートレード(コピートレード)のメリット、注意点を分かりやすく解説していきます。
ミラートレードとは?
ミラートレード(コピートレード)は“ソーシャルトレード”とも呼ばれ、FXにおける自動売買取引の一種です。
一般的な自動売買は、専用プログラムのEAをMT4やMT5にインストールさせて、機械的に自動取引をします。
ミラートレード(コピートレード)は、一般的な自動売買と違って“他人のトレード手法をそのままコピーして取引する”手法です。
勝率が高く儲けているトレーダーの手法をコピーするため、経験が浅くてもプロと同等のレベルで自動取引できます。
ミラートレード(コピートレード)は、初心者にもおすすめの手法と言えるでしょう。
ミラートレード(コピートレード)の違法性
海外FXでは流行っているミラートレード(コピートレード)ですが、国内FXだと対応している業者は少ないのが現状です。
なぜ、国内FXではミラートレード(コピートレード)が流行らないのでしょうか?
国内FXでは、ミラートレード(コピートレード)が違法な取引と位置付けられているからです。
ただし、トレードそのものに違法性があるわけではなく、日本の法律が影響しています。
日本において他人のトレードをシステム的にコピーすることは、投資助言になってしまい、審査を受けて資格を取得しなければ営業できません。
厳しいチェックや細かい審査を受けてまで、ミラートレード(コピートレード)を取り入れることに国内FX業者がメリットを感じないため、日本でなかなか浸透しないのです。
国内に住んでいても、海外FX業者の口座を使ってミラートレード(コピートレード)するなら、違法行為に該当しないので安心してください。
ミラートレード(コピートレード)の3つのメリット
ミラートレード(コピートレード)は、海外FX初心者から上級者まで、幅広いレベルのトレーダーから支持されています。
多くのトレーダーに支持されるのは、ミラートレード(コピートレード)にしかないメリットがたくさんあるからです。
特に、
- トレードのノウハウが学べる
- 時間に拘束されない
- 手間がかからない
などのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①FXの知識や経験が浅くても利益が出せる
ミラートレード(コピートレード)は、プロの手法を真似してトレードするため、知識や経験が浅くてもハイレベルなトレードができます。
海外FXで安定して利益を出しているプロのトレーダーは、何年・何十年という時間をかけて勝てるトレーダーになったわけです。
長い時間蓄積してきたノウハウを、そのままトレードに活かせるのはミラートレード(コピートレード)の大きなメリットと言えるでしょう。
メリット②時間に拘束されない
ミラートレード(コピートレード)は、自動取引をするため、時間に拘束されずにトレードできるメリットがあります。
システムで運用するため、仕事をしている最中でもコピーするトレーダーの手法に沿って取引をします。
取引に使える時間が少ない兼業トレーダーや、ほんの一瞬のチャンスもムダにしたくない人に最適な取引手法です。
メリット③手間がかからない
ミラートレード(コピートレード)は、MT4がなくてもブラウザ上でトレードできます。
管理ページにはあらゆるデバイスからアクセスが可能なので、パソコン・タブレット・スマホなどのインターネットができる環境があれば、場所を問わずどこでもトレード可能です。
売買も自動的に行ってくれるので、トレーダーは相場の動きを監視する必要もありません。
ミラートレード(コピートレード)のデメリット
ミラートレード(コピートレード)のデメリットは、自分の判断で取引できないことです。
コピーしているトレーダーが負けてしまうと、同じように自分も大きな損失を抱えることになります。
プロのトレーダーでも、永遠に勝ち続けることはできません。
負けと勝ちを繰り返しながら、トータルで利益を増やしていきます。
ミラートレード(コピートレード)でも、大きな損失を出すことは珍しくありません。
プロのトレーダーなら負けることも見通して資金管理をしていますが、ミラートレードする側は、取引方法が同じでも、資金力はまったく違います。
プロなら耐えられる損失であっても、コピーする側の資金力がないと損失に耐えることができずに取引が終了してしまう可能性もあります。
また、ミラートレード(コピートレード)は導入コストがかかる場合や運用コストがかかり、裁量トレードに比べると、取引コストが高くなるデメリットもあるので注意しましょう。
バイナリーのミラートレード(コピートレード)もできる
通常のFX取引だけでなく、バイナリーオプションでもミラートレード(コピートレード)ができます。
バイナリーオプションは、今よりも“価格が上がるか”か“価格が下がるか”を予想して取引する方法です。
FX取引だと値幅に応じて利益が変わりますが、バイナリーオプションでは予想が当たると一定の報酬が支払われるシステムになります。
何も考えずにバイナリー取引をすれば勝率は50%くらいになりますが、相場を読んで分析すれば、さらに勝率を高めて利益を出すこともできます。
バイナリーオプションも、勝率が高められるミラートレード(コピートレード)が人気です。
利用者の多いバイナリーオプションのミラートレード(コピートレード)には、
- ハイロー
- ソニックオプション
- Yバイナリー
などがあります。
ちなみに、実際の取引では取引手数料が徴収されるため、勝率50%では赤字になってしまいます。
ミラートレード(コピートレード)するなら、勝率が60~70%を超えておかないと安定した利益を出すことは難しいでしょう。
バイナリーでは、どれだけ大きな値動きが起こってもリターンは一緒なので、FX取引のようにハイレバレッジを使って一気に大金が入るようなことはありません。
ミラートレード(コピートレード)をするなら『ノアの鏡』
以前に比べるとミラートレード(コピートレード)ができる業者は減っているのが現状です。
ミラートレード(コピートレード)の詐欺が増えていることや、ミラートレード(コピートレード)にかかる手数料が高く、十分に採算が取れないことなどが理由になります。
一方で、独自のミラートレード(コピートレード)サービスを提供し続けているノアの鏡のような業者もあります。
独自のストラテジーを用意して提供できるのは、ノアの鏡が持つ強みともいえるでしょう。
まとめ
ミラートレード(コピートレード)は、低リスクで運用できる取引手法です。
ミラートレード(コピートレード)をするなら、
- ミラートレードの環境が整っている海外FX業者選び
- ミラートレードのコスト
- ミラートレードの勝率
などにこだわりましょう。
プロのトレーダーの手法を間近で見ることができるので、トレードレベルを上げることにもつながります。
また、万が一大きな損失が出ても大丈夫なように、ゼロカット・追証なしのサービスがある海外FX業者を選びましょう。
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