時間がない?時間を作る6つの方法

時間がない?時間を作る6つの方法

「時間がない」と悩む人は多いと思います。

これを克服するために、何冊も本を読んで「時間を作る方法」を勉強しました。

この記事では、

  • どうやって「時間がない」という状態を克服するのか
  • 実践できる、時間を作る方法

を解説したいと思います。

時間を記録する

時間がない状態を克服する第一歩は、現在の時間の使い方を記録することです。

なぜ時間を記録しようと思ったのか

キッカケは、小さい頃につけていた「お小遣い帳」でした。

お年玉やお小遣いをいくらもらって、それを何に使ったのかを、全て記録していました。

お小遣い帳をつけるメリットは、自分が何にどれだけお金を使っているのかが分かることです。

そして、1つのことにお金を使うのをやめることで、どれくらいお金が貯まるのかが分かります。

例えば、学生の頃、授業の前にコンビニでジュースを買っていたことがあります。

これには、1日で約150円が必要になります。

週5日で750円、1ヶ月で3000円にもなります。

これを見て「別にこんなことに月3000円も使わなくて良いな」と思いました。そして、ジュースを買うのをやめました。

この経験から「時間も記録すれば有効に使えるようになるのではないか」と考えました。

時間を記録してみた結果

実際に時間を記録した結果、思っていた通りの結果になりました。

「なぜ時間がないのか」「何に時間を使っているのか」が、目に見えて明らかになったからです。

現状、何に時間を使っているかを把握できたからこそ、これからの課題が見えてきました。

時間を記録してみてください。

大まかに記録するのではありません。

「19:17-20:02 会社から自宅へ移動」など、分刻みで細かく記録していきます。

また、行動だけではなく、頭の中で考えていたこともメモします。

「8:32-8:42 今日はまず何をしようかと考えていた」「18:21-19:22 上司にきつく言われて落ち込んでいた」などもメモしていきます。

すると「これにここまで時間を使っているのか」「この時間は削除できるのでは」ということに気づきます。

選択肢を減らす

自分の時間を記録してみて、分かった事があります。

それは、想像以上に「迷う」ことに時間を使っているということです。

人間は迷うことに時間を奪われている

例えば、

  • 「今日は何から始めようかな」と迷う時間
  • 「どの服を着ようかな」と迷う時間
  • 「お昼は何を食べようかな」と迷う時間

これらを合計すると、なんと1日に1時間以上もありました。

逆に言えば、これを減らすことで、時間を作ることができることが分かりました。

迷う時間を減らす方法

優柔不断な人でも、迷わなくなる方法があります。

それは、選択肢を減らすことです。

例えば、服を10着持っているとします。

すると、その中から1着を選ぶ必要があります。

これには、大きく時間を奪われることになります。

しかし、極端な話、1着しか服を持っていなければどうでしょうか。

迷うまでもなく、それを着るしかありません。

これが「選択肢を減らせば迷う時間が減る」というカラクリです。

人間が迷わなくなる選択肢の数とは

選択肢を減らすと言っても、1つだけに絞るのは難しいと思います。

服は1着だけ、食べる物もいつも同じでは、すぐに飽きてしまいますよね。

なので、必ずしも選択肢を1つにする必要はありません。

選択肢は「3つ以下」にすることを心がけてください。

人間の脳は、選択肢が4つ以上になると「多い」と感じます。

逆に、3つ以下であれば短い時間で決断することができます。

行動の順番を決める

迷う時間が増えるのは、食事や服装を選ぶときだけではありません。

「次に何をするか迷う」というのも、時間がないことの原因になります。

これを防ぐには、行動の順番をルールとして決めてしまうことです。

いつも同じように動くため、迷うことがありません。

これによって、時間がないという事態を防ぐことができます。

移動時間を減らす

時間がない大きな原因の1つは、移動時間です。

実際に時間を記録してみて「ここまで移動に時間を使っているのか」ということが分かりました。

そこで、これを解決する方法を考えました。

学校や職場の近くに住む

移動時間を減らすには、学校や職場の近くに住むと良いです。

例えば、週休2日で仕事をしているとします。

職場までは片道1時間、往復で2時間だとしますよね。

近くに住めば、単純計算で週に10時間、月に40時間を生み出すことができます。

これが何年も積み重なっていけば、とても大きな数字になりますよね。

職場を移動してしまう

移動せず、職場を移動してしまうという手もあります。

例えば、アルバイトをしている人なら、仕事を変えるのは比較的簡単です。

遠くても時給が良い職場を選びがちです。

そうではなく、多少安くても自宅近くの職場を選ぶようにします。

すると、かなりの時間を削減できます。

時間を生み出すものにお金を使う

世の中には、時間を短縮してくれる商品やサービスがたくさんあります。

これらを活用することで、時間がない状態を回避できます。

ドラム式洗濯機

通常の洗濯機では、乾燥機能が充実していません。

なので、洗濯物を干す作業と、取り込む作業に時間を取られることになります。

そこで、購入すべきなのがドラム式洗濯機です。

ドラム式洗濯機の場合、乾燥まですべて自動で行ってくれます。

このため、干す作業・取り込む作業の時間をゼロにすることができます。

確かに、価格は一般的な洗濯機よりも高額です。

しかし、一度購入してしまえば、かなりの時間を短縮することができます。

家事代行サービス

人が住んでいる限り、部屋は汚れます。掃除には、とても時間がかかります。

そこで、家事代行サービスは有効です。

月に2回、プロが掃除に来てくれます。

台所やお風呂など、とても綺麗にしてくれるので、気分が良いです。

SNSで繋がっている人を減らす

SNSのチェックが日課になっていないでしょうか。

SNSで繋がっている人が多いと、受け取る情報量が多くなります。

この結果、それに取られる時間が長くなってしまいます。

これを防ぐには、繋がっている人の数を減らすことが重要です。

すると、情報源が限定されます。ツイートをチェックする時間が減りました。

楽しくない人との付き合いを減らす

時間がない状態を減らすには、付き合う人を減らすことです。

どのような付き合いを減らせば良いかというと、一緒にいて楽しくない人との付き合いです。

人との付き合いを減らすときって、やっぱり寂しさはあります。

そして、誘いを断るのには勇気も必要です。

ただ、それは短時間だけです。そのうち忘れます。

そして、本当にやりたいことのために使う時間を、確保することができます。

それをすることができた自分を、褒めてあげてください。

逆に、一緒にいて楽しい人との付き合いは減らす必要はありません。

まとめ

ここまで「時間がない」を克服する方法を紹介してきました。

まとめると、次の通りとなります。

  • 1日に使っている時間を分単位で記録する
  • 時間帯によって、どんな作業が捗るのかを知る
  • 時間を生み出すものにお金を使う
  • SNSでの繋がりを減らす